模試でいい点を取るには
模試でいい点を取るには
国家試験で良い点をとる方法が知りたければ予備校の言うことを聞けば良い。
成績優秀で合格していった先人たちのアドバイス、ブログを読むのも良いだろう。
五浪の僕が伝授するのは「模試でいい点を取る方法」である。
一応断っておくが最終的なゴールは国試に合格し医師になることである。
模試でハイスコアを叩き出すことではない。
模試の成績に一喜一憂せず一つの教材を信じて勉強を継続することが
国試合格への近道であることは間違いない。
しかし、模試で好成績をとらねばならない理由がある人も存在するのである。
就職先の病院から定期的に模試の成績を見せて欲しいと求められる方もいるだろう。
卒業試験の成績として予備校の模試が加味される医大もあるだろう。
スポンサーである親から模試の結果を要求されることもあるだろう。
自分の実力以上の結果を「その瞬間だけでもいいから」必要とする人はいるのである。
そこで具体的に模試の成績が上がるポイントを解説する。
端的に言うと「二年前の模試をやれ」という言葉に尽きる。
特にテコムの模試はこの傾向が顕著である。
学校の図書館やネットオークションで手に入れることは容易なはずだ。
模試は毎年新しい問題がどんどん作られるわけではない。
少しずつ新問が加えられてはいるが多くは過去の模試問題の再掲載である。
今年の模試で好成績を狙うのであれば111回医師国家試験用の模試を解くのがお勧めだ。
しかし、一つ注意をしたい。
例えば今年の模試である113回模試テコ1(医師国家試験予備校テコムが行う模試、第一回目の略称)でいい成績を残す為に二年前に実施された111回模試のテコ1を先に解いておいたとしてもそれだけでは不十分だ。今年実施される模試の問題は111回模試テコ1~テコ4の中より満遍なくセレクトされて作られるからである。一昨年に行われた4回の模試全てを解いて、初めて今回の模試の好成績が約束される。
結構ハードだが、模試で良い成績を取るためにやる価値はある。
最後に再度言っておくが、最終的なゴールは国試に合格し医師になることである。
模試でハイスコアを叩き出すことではない。
それでも模試で高得点を取る必要がある方は是非参考にして頂きたい。
実力以上の得点率を叩き出すことから自身の油断に繋がりうる可能性もあるので
自己責任でお願いしたい事を最後に付け加えておく。