五浪丸 The final challenge

五浪丸の113回医師国家試験への軌跡

はじめまして

112回国試終了の皆様、お疲れ様でした。
今年も不合格となってしまった自分は、またも合格者を見送る側に回ってしまった。
仲間が合格するのは喜ばしく嬉しいのだが、それと同時に
自分のみ取り残される感覚は何とも言えず悲しく、また、絶望の匂いがする。
それはまさに、五浪丸爆誕の瞬間でもある。

自分で言うのもなんだが、情けない限りだ。
親や就職予定先病院には、申し訳なさすぎて言葉も出ない。
相手もまた然りであろう。

 

なので、次でダメなら医師になる事を諦めようと思う。

 

浪人生は金銭も精神も疲弊するので、地頭の悪さはどこかで自らが潔く認め
そして幕を引かねばならない。それは、親や周りへのけじめでもある。
時間は有限なのだ。

 

五浪としての一年間。
最後の受験生活と決めた覚悟の一年間。
親に「来年は実家を出るように」と言われ、少し考えた後、首を縦にふった。
本当に後の無い、そんな僕の一年が始まろうとしている。

 


113回医師国家試験受験生の皆様。
共に頑張りましょう。僕も皆さんに負けないように精進致します。