五浪丸 The final challenge

五浪丸の113回医師国家試験への軌跡

五浪丸が伝えられること

五浪が伝えられること

その1


受験生構成比

そもそもの前提として浪人生というのは、医師国家試験受験に於いてどれくらいの割合を占めているのかという部分から見ていきたいと思う。非常にわかりやすい表が予備校テコム のサイトに示されている。

卒業年次別受験者数・合格者数・合格率

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ソース https://www2.tecomgroup.jp/igaku/topics/kokushi/112result/

 

基本的に、受験回数を重ねる毎にどんどん合格から遠ざかることが見て取れるが、今回はそこではなく構成比に注目したい。二浪辺りからぐっと受験人数が減っており、三浪目ではついに全国で50人いない数となってしまう。三浪は全国で50人いない」というのは改めて言われると衝撃的な事実だ。僕、五浪丸に至っては、次で6回目のラストチャレンジになり、次回113回受験生の数も全国で15人程度となることが何となくこの表から見て取れる。受験の孤独は、こんな数字にも如実に現れている。

予備校と多浪生

ただ不思議なもので、データ上では少ない多浪生も予備校に通ってみると数字以上に多くの彼ら彼女らがそこに集まっている事を体感するだろう。とはいえ、やはり一浪がマジョリティであることは事実だったが。現時点では、一年間の費用に莫大なお金がかかるにも関わらず、宅浪よりMECやテコム 、MACなどの予備校で学んでいる多浪生の方が多いかもしれない。合格率の実績が個々の予備校にはあるからであろう。

しかし現在、スタート3年目のMedu4の躍進により少しずつ、しかし確実に、宅浪率は増えている。自宅で安価に学べる環境が整いつつあるのは金銭的に苦しい浪人生にとっては朗報だ。浪人生の多くが宅浪となる日もそう遠くないのかもしれない。

今日のまとめ

  • 二浪目から全国規模の人数がグッと減ってくる。三浪生は全国で50人以下。
  • 五浪丸の仲間は、全国規模で見ても15人程度。希少価値は高。。。。いや低い。
  • 浪人生は予備校に集まっている(予備校に通った時の肌感覚)がMedu4の躍進により近い将来的には宅浪の率が大きくなる可能性を秘めている。