回数別を始めるのはいつか
回数別を始めるのはいつか
回数別。
それは、医師国家試験の過去問集の事である。
現在112回まで医師国家試験は終わっており
過去問(回数別)は
「112回医師国家試験問題集」とか
「111回医師国家試験問題集」のように
それぞれの年にあった医師国家試験実施回別に分かれて出版されている。
センター試験や大学入試の赤本(過去問集)は
過去3年分とか5年分そういう単位でまとめられているが
医師国家試験の過去問はきっちり一回分(一年分ずつ)で販売されている。
お値段は一年分で大体6000円+税である。高いっ!
一年分と言っても結構凄いボリュームで
筋トレにもってこいの重さである(使い方間違ってる笑)
さて、今回はこの過去問(回数別)を
医師国家試験受験生がいつから始めるのが良いか
という事について考察したいと思う。
(医学生以外には実用性が無くて申し訳ない)
結論をまず言うと早いに越したことはない
五浪丸はいつも国試直前になってから
「よし!遂に力も満ちてきたし過去問でもやるか。」と言って
2月上旬に重い腰を上げることが多かったのだが
周りに聞いてみると
「えww お、おお。頑張ろう。早くやった方が良いと思うよ」
「間にあわんやろ。それ。死亡フラグやぞ^^;」
「ごろちゃん。。また歴史は繰り返すんやな。。。(´・ω・`)」
と結構可哀想な目で見られていたのを思い出す。
早くから始めたら過去問の答え覚えちゃうやん!
覚えちゃったら意味ないやん!って思っていたが
どうも、そもそもの考え方のスタート地点が違っていたようで
(優しい系が多い中)数少ないスパルタ系女子友達が言ってくれた。
「覚えちゃう?いいんじゃない?
解説含め、全部覚える位の気概でやればいいやん。
みんな過去問3年分は絶対やってきてるからね。
しかも多くの人が3回繰り返したりしてるの。
同じ問題なんて出ないから関係無いとか
問題覚えちゃうから早くからやっても意味ない、じゃなく
『他の人が全員過去問3年分を3回解いてるのに
ごろちゃんだけそれをしていないのが問題』なの。わかる?
医師国家試験の鉄則は知ってる?」
いきなり質問を受けた僕は戸惑いながら
「・・・・多くの支えてくれた人に感謝すること。」
と言うと
「違うわ。受験後にしたら?それはww
鉄則は
『みんなと同じ事をし、人と違った事をしない』でしょ」
と即座に訂正された。
はい、そうだよね。
それよく聞きます。
ー * ー * ー * ー * ー * ー * ー * ー* ー
今年はやっと言ってる意味が分かったよ。
スパルタ系女子友達、この場を借りてありがと。
(まあ、LINEしてるし改めて直接お礼言うね)
今、112回の過去問を解いてるよ。
去年まででは考えられない早さだけど
これがきっと標準なんだろうな。
医師国家試験勉強 まとめ
① 国試過去問3年分をやるのは絶対、ということ。
② 3回繰り返すこと
③ 勉強の進度云々に関わらず過去問は早めにスタートをするのが吉
④ みんなが勉強する内容を同じようにこなす
番外編
これまで出会った国試にストイックに向き合う猛者の例を挙げよう。
●国試過去問(回数別)を繰り返し勉強しすぎて
本がぼろぼろになってしまい3冊同じ本を買った。
→どう使い込んでも、ぼろぼろって難しくない?
それを3回も買い換えって。。。どういうことなの。
●過去問3年分だと心配なので10年分を3周した。
→心配性なんだからもぅ
●問題を解いていると予備校の先生が脳内で再生されて
答えを全て教えてくれるので困る(丁寧な解説付き)
→なにそれしゅごい。僕もその機能ほしい。
それだけ繰り返し演習をし、講座をみた結果なのでしょうね。
●何十回と繰り返しても忘れる自分が嫌でページをやぶって食べた
→わあ凄いっ!僕もしっかり真似して・・・
って、いやごめん、そこまでいくとやり過ぎ感半端ない笑